オリゴヌクレオチド

PLRP-Sポリマーゲルは、耐薬品性や高温での安定性とその選択性に優れており、オリゴヌクレオチドの分析に最適です。PLRP-Sカラムはオリゴヌクレオチドの脱保護前の段階において、トリチル保護基が結合していても、トリチル保護基が除去されていても、どちらの状態でも使用でき、そして脱保護されたオリゴヌクレオチドの逆相イオンペア・クロマトグラフィによる分離でも、使用できます。

逆相イオンペア・クロマトグラフィ(表1.)

動的な逆相イオンペア・クロマトグラフィにおいて、小さい粒径で高性能なPLRP-Sポリマーゲルからは、広い樹脂表面積と卓越した分離能が得られます。典型的な20〜30 mer の小さいオリゴヌクレオチドの分析において、PLRP-S 100Åポリマーゲルは、物理的移動の障害を起こさずに、最大限の樹脂表面積が得られる最適な孔径です。PLRP-Sポリマーゲルの孔径を大きくしますと、樹脂表面積が小さくなり、オリゴヌクレオチドの吸着量が減少します。臭化テトラブチルアンモニウム(Tetrabutylammoniumbromide: TBuABr)をイオンペア試薬とし、PLRP-Sポリマーゲルを使用した場合、分離の際の温度を上げますと、オリゴヌクレオチドの吸着量が上がります。

ホスホロチオエート型オリゴヌクレオチド(Phosphorothioate oligonucleotides: PSOligomers)の分離(図45.)

イオンペア試薬としてTBuABrを使用しますと、オリゴヌクレオチドの吸着量が上がりますが、酢酸トリエチルアミン(Triethylammonium acetate: TEAA)をイオンペア試薬として使用しますと、分離がより良くなります。

大きなオリゴヌクレオチドの分析(図46.)

オリゴヌクレオチドの分析では、30 mer 以上の大きなオリゴマー分析が非常に難しいです。PLRP-Sポリマーゲルは、100Å、300Å、1000Å、4000Åと、4種類の孔径を揃えていますので、非常に大きなオリゴマーにも対応できます。ここでは 25bp(塩基対)の二重鎖DNAラダー(Ladder)を分離した例でして、PLRP-S 100Åですと50〜75bp、PLRP-S 300Åですと250〜300bp、PLRP-S 1000Åですと400〜450bp、PLRP-S 4000Åですと500bp以上が分離できます。

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