食品

PLRP-S 100Åポリマーゲルの極性/非極性物質に対する汎用性は、水溶性ビタミン(Water Soluble Vitamins)と脂溶性ビタミン(Fat Soluble Vitamins)が分析できることで、証明されています。

水溶性ビタミン(図25.)

水溶性ビタミンの分析では、PLRP-Sカラムを用いて、低いpHと低濃度有機溶媒のイソクラチック法で、迅速に分析できます。

脂溶性ビタミン(図26.)

脂溶性ビタミンの分析では、PLRP-Sカラムを用いて、イソクラチック法で分析できますが、ここでは脂溶性ビタミンを溶解/溶出するために、移動相溶媒に高濃度有機溶媒が必要となります。

アシルグリセリド(Acylglycerides、図27.)

トリアシルグリセリド(Triacylglycerides)、もしくはトリグリセリド(Triglycerides)は、グリセロール(Glycerol)の水酸基に脂肪酸がエステル化したものです。モノアシルグリセリド(Monoacylglycerides)とジアシルグリセリド(Diacylglycerides)は、それぞれ1個の脂肪酸がエステル化した水酸基と、2個の脂肪酸がエステル化した水酸基をもっています。そしてこれらのアシルグリセリドの詳細な分析が、特に食用オイルなどの食品で必要となります。

脂肪酸分析(図28.)

脂肪酸はアシルグリセリド、脂質、リン脂質、スフィンゴリピド(Sphingolipids)の重要な構成物質です。脂肪酸は末端にカルボキシル基をもつ、10個から24個までの長鎖状の炭化水素です。この炭化水素鎖は、cis配列をもつ二重結合が1個以上含有されています。加水分解後の脂肪酸の定量分析は、構造分析や溶質の確認などに利用されています。

フラボノイド分析(Flavonoids、図29.)

最近の研究で、フラボノイドの消費量を増やすと、冠状動脈心臓疾患による死亡の危険性を下げられるという報告がありました。フラボノイドは抗酸化剤として注目されており、ポリフェノール化合物として、野菜や果物などの天然物及び飲料品に含まれています。食品中に含有されるフラボノイドの定量分析では、まずフラボノイドグリコシド(Flavonoid glycosides)を加水分解して、対象のフラボノイドにする必要があり、簡単ではありません。このよう対象物の分析には、頑強で広範囲なpHにおける優れた耐薬品性をもつ、PLRP-S 100Åカラムが最適です。このカラムの特性は、サンプル前処理に施される数段階のステップ数を減らすことができ、その際カラムに強く吸着した侠雑物質も、酸/アルカリ溶液による洗浄方法で、PLRP-S 100Åカラムを傷めることなく除去できます。

絞りたてグレープフルーツ・ジュースに含まれるビタミンやクエン酸の定性/定量(図30.)

PLRP-S 100Åカラムは低いpH及び高い塩濃度の移動相溶媒で使用できますので、高純度で、濃縮、もしくは絞りたての果汁ジュースに含有されるビタミンやクエン酸を、煩雑で時間がかかるサンプル前処理をせずに定量分析できます。

炭酸飲料の分析(図31.)

市販されている食品及び飲料品の品質管理/品質保証として、成分の定量分析がPLRP-Sカラムを使用して、簡便なイソクラチック法でできます。

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