ストラトスフェア(StratoSpheres)コンビナトリアル/メディチナル・ケミストリー固相及び液相合成用マイクロポーラス/マクロポーラス(MP)レジン

ユニークな共重合体反応で作られるストラトスフェア・レジンの特徴

ポリマー・ラボラトリー社では、自社がもっている共重合反応に関する先端技術を用いて、粒径分布が狭くより正確な粒径サイズのポリマー樹脂を、固相及び液相合成用レジンとして開発しました。この技術はレジンのより正確な担持量(例: 3.1mmol/g +/-10%など)もコントロールできます。ここでは官能基をもつモノマーと架橋用モノマーを、スチレンと共重合反応させることで、固相及び液相合成で使用する極性有機溶媒などの、浸透性に直接関係してくる膨潤係数などが、より正確にコントロールすることができます。また官能基をもつモノマーを、化学定量的に共重合反応させて組み込むことにより、担持量のばらつきをなくしました。そして共重合反応は副産物も生まないので、不純物ができません。

ストラトスフェア・レジン製品群は、固相合成用のマイクロポーラス・レジンと、液相合成用のマイクロポーラス及びマクロポーラス・レジンを取り揃えています。
マイクロポーラス・レジンは、架橋度が低く(通常1% )作られていますので、極性溶媒で十分膨潤することにより、レジン深層内部の官能基まで速やかに浸透させる事ができます。そして他社の一部品質が劣るレジンでしばし見られるような、使用中にレジンが溶解していくようなことは無く、安心して使用できます。通常ポリスチレン基材のマイクロポーラス・レジンでは、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン、トルエンなどの溶媒が使用されますが、ペプチド合成などで使用される高極性溶媒用として、ポリアミド系レジンも取り揃えています。そして製造工程で採用されている共重合反応技術によって、レジン全体に官能基が均質に配置されています。比較的低い担持量(0.2〜1.2mmol/g)のレジンはペプチドなどの高分子合成用に、大きな粒径で高い担持量のレジンは低分子化合物の合成用に最適です。また非常に高い担持量のレジンは、液相合成のスカベンジャー/リエージェント用のレジンなどとして使用でき、最少のレジン量で効率よく行われます。
マクロポーラス・レジンは、架橋度が非常に高く頑強に作られていますので、どんな溶媒でもほとんど膨潤しないように設計されており、使用できる溶媒の選択がずっと広がりました。そして小さい孔径(100Å)と広い樹脂内部表面積(50〜1000m2/g)により、通常使用できない低極性溶媒でも問題なく十分に高い担持量が得られるため、液相合成のスカベンジャー/リエージェント用のレジンとして最適です。また従来のマイクロポーラス・レジンと比較しますと膨潤しませんので、使用する溶媒量が約四分の一ですみますし、水でさえもレジンに浸透できます。そしてこのマクロポーラス・スカベンジャー・レジンを使用しますと、従来のマイクロポーラス・スカベンジャー・レジンよりも、溶媒の拡散速度が上がりますので、夾雑物回収の時間も大幅に短縮できます。

ストラトスフェア・レジンの製造能力

ポリマー・ラボラトリー社では多大な投資を行い、最先端の化学プラントを建造しました。このことによりコンビナトリアル/メディチナル・ケミストリー固相及び液相合成用レジン(一部のレジンは、合成ペプチド用にも使用可能)として要求される、大量の均質なポリマー樹脂のバルク供給も、最大級のバッチ・サイズでの合成及び製造が可能となりました。ポリマー・ラボラトリー社ではこれらの製造能力と、卓越した研究開発グループ及び製造グループのもつ専門技術を利用して、個々の顧客がもつスペシャル・ニーズに合わせたオーダーメイドの合成用レジンも製造いたします。

ストラトスフェア・レジンの担持量

ポリマー・ラボラトリー社では、個々のストラトスフェア・レジンで採用する個々の官能基をもつモノマーが、合成反応させて粒子にする際に組み込まれますので、そのレジンの担持量が正確にコントロールできます。この技術は総てのストラトスフェア・レジンの製造に採用されています。このことにより、例えばPL-WANGレジンはこのストラトスフェア・レジンのPL-CMSレジンに、直接リンカーを導入していますので、異なるバッチ間でも再現性に優れています。

ストラトスフェア・レジンの粒径

レジンの粒径サイズとその粒径分布は、固相合成用及び液相合成用レジンの重要な要素となります。通常小さい粒径のレジンは、迅速な浸透と反応を促します。しかし極小粒径のレジンは、容易に焼結物、フィルター、多孔性容器などで目詰まりを起こしてしまいます。大きい粒径のレジンは、物理的に簡単に取り扱えることができ、表面積上そのレジン当たりの担持量がより一層多くなります。ポリマー・ラボラトリー社では、これら個々の顧客ニーズに対応するために、各種類の粒子サイズを取り揃えております。

 

下記の表に示されているのが、ストラトスフェア・レジンの基本的な情報です。


粒径(メッシュ・サイズ)


担持量

mg当たりの
レジンの個数

1個のレジン
当たりの担持量

35-75m (200-400 mesh)
1.0mmol/g
8000-16000
0.06-0.12 nmol
75-150m (100-200 mesh)
1.0mmol/g
1000-2000
0.5-1.0 nmol
75-150m (100-200 mesh)
2.0mmol/g
1000-2000
1.0-2.0 nmol
150-300m (50-100 mesh)
2.0mmol/g
125-250
8-16 nmol
200-250m (60-70 mesh)
2.0mmol/g
150-200
10-13 nmol
250-300m (50-80 mesh)
2.0mmol/g
80-100
19-23 nmol
150-300m (50-100 mesh)
4.0mmol/g
125-250
16-32 nmol
400-500m (30-40 mesh)
1.0mmol/g
20-25
40-50 nmol
400-500m (30-40 mesh)
2.0mmol/g
20-25
80-100 nmol

 

 

 

 

 

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