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| サンプル: | 29/30mer オリゴヌクレオチド・ペア(10µLサンプル液中に各オリゴヌクレオチド50pmolづつ含有) |
| カラム: | a) ポリスチレン/ジビニルベンゼンHPLCカラム PLRP-S 100Å, 3µm, 50 × 4.6mm b)C18シリカ/メチルシロキサン・ハイブリッドHPLCカラム 125Å, 2.5µm, 50 × 4.6mm c)安定的結合型C18シリカHPLCカラム 100Å, 3µm, 50 × 3.0mm d)一般的C18シリカHPLCカラム 180Å, 5µm, 50 × 4.6mm |
| 移動相A: | 100mM TEAA(トリエチルアンモニウムアセテート: triethylammonium acetate)含有HPLCグレード水 |
| 移動相B: | 100mM TEAA 含有25%アセトニトリル/75% HPLCグレード水の混合液 |
| グラジエント: | 10分間で移動相B含有率が5%上昇 |
| 平衡化: | 2分間 |
| 流速: | 1.0mL/min a), b), d) 0.45mL/min c) |
| 温度: | 35ºC, 60ºC, 80ºC |
| 検出器: | UV 254nm |
図1.の比較クロマトグラムからも分かるように、温度を上げることによって、分離能が飛躍的に改善されました。しかしシリカ樹脂とシリカ/ポリマー・ハイブリッド樹脂は、高温では物理的及び化学的に不安定となるため、高温での使用には適しておらず、その上限も60ºCですので、今回の実験において80ºCで分析できたのはPLRP-S ポリマー系樹脂だけでした。次にその耐久性について、図1.で比較した各種逆相HPLCカラムで実験しました。
図2. 温度を上げた条件における各種逆相HPLCカラムの耐久性比較(1)
a) PLRP-Sポリスチレン/ジビニルベンゼンHPLCカラム: 80ºCで1,500回
b) C18シリカ/メチルシロキサン・ハイブリッドHPLCカラム: 60ºCで600回
c) 安定的結合型C18シリカHPLCカラム: 60ºCで400回
d) 一般的C18シリカHPLCカラム: 60ºCで250回
図2.では分離能が落ちた時点で、カラムの入口側エンドフィティングをはずして、その樹脂のつまり具合を検証したところ、a) のPLRP-Sカラム以外は、それぞれのカラムで隙間ができてしまい、計測の結果b) では1mm、c) では5.5mm、d) では4.5mmとなりました。このデータを下に作図したのが、図3.です。
図3. . 温度を上げた条件における各種逆相HPLCカラムの耐久性比較(2)

参考文献1. Chemical synthesis of a very long oligoribonucleotide with 2-cyanoethoxymethyl (CEM) as the 2’-O-protecting group: structural identification and biological activity of a synthetic 110mer precursor-microRNA candidate: Yoshinobu Shiba, Hirofumi Masuda, Naoki Watanabe, Takeshi Ego, Kazuchika Takagaki, Kouichi Ishiyama, Tadaaki Ohgi and Junichi Yano, Nucleic Acids Research, 2007, Vol. 35, No.10, 3287-3296