MALDIスポット固相抽出ペン
(MALDI Spot SPE Pen)

MALDIスポット固相抽出ペンは特許申請中のユニークな製法で、細いチップの先端に非常に小さい1〜2µm孔径の通液できる孔を開けました。そして10µm粒径かそれ以上の大きさの各種クロマトグラフィ用樹脂は、その孔を通過することができないので、フィルター無しでも漏れてくることがありません。このペンはMALDIターゲット・プレートに直接負荷できる、マイクロ固相抽出(nL〜µLベッド容量)チップとして開発されました。例えば2〜10µL溶液中の微量ペプチド サンプルを、ロス無く50nLほどに濃縮した状態で、MALDIターゲット・プレートに直接スポットできます。

MALDI スポット固相抽出チップは用途に合わせて選べるように、各種クロマトグラフィ樹脂を充填した商品を用意しております(表1.)。例えばリン酸化ペプチドの濃縮/脱塩などでは、酸化チタニウム(TiO2)、酸化ジルコニウム(ZrO2)、IMAC、カーボン(Hypercarb)、またユニークな商品としては、酸化チタニウムや酸化ジルコニウムに、カーボンやPOROS®のポリマー系逆相クロマトグラフィ樹脂を混合した、ミックス・クロマトグラフィ樹脂なども用意しております。

写真1. MALDIスポット固相抽出ペン

写真2. 各種構成パーツ

A) MALDIスポット固相抽出チップ
B) ルアーロック・フィティング
C) ルアーロック・チェックバルブ
D) プラスチック・シリンジ

写真3. 充填用樹脂(例:カーボンと酸化チタニウム)

写真4. 使用例(MALDI ターゲット・プレートなどに、サンプルを直接スポットします)

表1. MALDI スポット固相抽出ペン製品群一覧表
分離モード C18
シリカ系逆相
C8
シリカ系逆相
C4
シリカ系逆相
POROS RP1
ポリマー系逆相
POROS RP2
ポリマー系逆相
カタログ番号 SP2C18 SP2C08 SP2C04 SP2PR1 SP2PR2

分離モード POROS R3
ポリマー系逆相
CN
シリカ系 CN
NH2
シリカ系アミノ基
Fluoro
フルオロ
Silica
シリカ
カタログ番号 SP2PR3 SP2CN SP2NH2 SP2FLU SP2SIO

分離モード PolySULFOETHYL A
シリカ系強陽イオン
PolyCAT A
シリカ系弱陽イオン
Silica SAX
シリカ系強陰イオン
PolyWAX LP
シリカ系弱陰イオン
SDS-Removal
SDS除去
カタログ番号 SP2SSA SP2CAT SP2SAX SP2WAX SP2SDS

分離モード HILIC
シリカ系親水クロマト
PolyHYDROXYETHYL A
シリカ系親水クロマト
Silica IMAC
シリカ系IMAC
POROS IMAC
ポリマー系IMAC
Protein A
プロテインA
カタログ番号 SP2HIL SP2PHIL SP2SIMAC SP2IMAC SP2PRA

分離モード TiO2
酸化チタニウム
TiO2 +
Hypercarb
TiO2 +
POROS
TiO2 + POROS
+ Hypercarb
カタログ番号 SP2TIO SP2TIOC SP2TIOP SP2TIOPC

分離モード ZrO2
酸化ジルコニウム
ZrO2 +
Hypercarb
ZrO2 +
POROS
ZrO2 + POROS
+ Hypercarb
カタログ番号 SP2ZRO SP2ZROC SP2ZROP SP2ZROPC

分離モード Ni
ニッケル
Fe
Ga(geldanamycin)
ゲルダナマイシン
Ca
カルシウム
Borate
ほう酸
カタログ番号 SP2NIA SP2FEA SP2GAA SP2CAA SP2BOR

分離モード Hypercarb
カーボン
Amorphous Carbon
アモルファス・カーボン
Coated Carbon
コティング・カーボン
C18 +
Hypercarb
カタログ番号 SP2CAR SP2MCAR SP2CARC SP2MC18

分離モード Trypsin
トリプシン消化酵素
Trypsin +
C18
Trypsin +
Carbon
Empty Tip
空チップ
カタログ番号 SP2TRY SP2C18TRY SP2CARTRY SP2EMT


全てのパッケージには、96本の MALDI スポット固相抽出チップ、24個の遠心装置用アダプター、4本のプラスチック・シリンジ、 10本のルアーロック・フィティング、2個のルアーロック・チェックバルブが入っています。


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